彼<ひとり
最近、彼と会う回数が激減している。
9月頭に一緒に旅行した2日間の他、10月は日曜に会う約束をしていたのだが、ストレスを感じキャンセルしてもらった。
彼とご飯を食べたり散歩したりするのは悪くないし気まずくもないのだが、なんせいちいち文句を言うところが最近どうも気になって仕方がない。
彼は自分の性格を天邪鬼と言い、自覚もあるようだ。
それを自分も受け入れ、復縁してからも関係を続けてきた。よりを戻してからもうすぐ1年が経とうとしている。
しかし、ここに行こうよ!と言うと「○○なんてつまらない。何も無い」と即座に彼は言う。
実は、言葉通りには思っておらず、行きたいとのこと。でも素直に行きたい!なんて言うのが照れくさく恥ずかしいから、まずは否定して意地を張るようなのだ。
・・・めんどくさッッッ!!!
ほんまめんどいわ。アラフォーでこれ。
毎回そんなことばかりで、実際の会話に加えてLINEでもそうなので、いい加減辟易してきた。
会ってせっかくのデートがフラストレーション溜めまくるものになるのが嫌で、その為に貴重な休みを使うのも嫌で、とうとう仮病を使ってドタキャンしてもうた。
復縁したカップルの半分はまた別れるという。
別れるには理由があるから、だそうだ。
恐らく私たちも・・・、まぁ、まずは距離を置く段階なのかもしれない。
とにかくそんな相手だから、最近は専ら1人行動が多くなっている。
かぼちゃプリンを作ったり
日帰りで三重県へ電車旅。
90歳のおじいちゃまが作るアップルパイを買い、
松阪で鰻を食べた。江戸時代の伝統的な建物に今も住んでいる人がいることに驚愕。
↑今月頭には和歌山の九度山へ。
真田幸村が潜むように暮らした跡地を見学し、河原で弁当を食べ、名産品の柿を買い、レンタサイクルで街中を走り回った。
この時道の駅で買い込んだ栗を使って、翌日は栗ご飯も炊いた。
そんなこんなで1人が心地よく、益々彼への愛が遠のいていっている。
続く